ＮＨＫ衛星第２放送 １９：３０〜１９：４５（金曜日は２０：００まで）
この時間は１年前からおしん、ちゅらさんなど人気があったＮＨＫ連続テレビ小説を再放送しています。
ちゅらさんが最終回になって、次は何を再放送するのかなと思っていたらなんと、あぐりが再放送されることに！
再放送記念に、あぐりのドラマのストーリーを日記形式で書くことにしました。
2004/09/27/Mon 第１週 花嫁は１５歳（１）
城下町岡山の川村家に女の子が産まれた。
これで女の子が３人目の川村家。弁護士の父親は、女の子はこれで最後という意味で「あぐり」と名付けた。
その後、あぐりは色黒で男の子のように元気に育ち、周りをたびたび困らせるほどだった。
そんなある日、あぐりの姿が見えなくなり、家中大騒ぎになる。実はあぐりはカラスのひなが孵るのを見守るため一晩中木の上にいたのだった。
これはあぐりの波瀾万丈の人生ではほんの小さな事件。はたしてこの先一体何があぐりを待ち受けているのか、もちろんあぐりは知る由もなかった。
2004/09/28/Tue 第１週 花嫁は１５歳（２）
あぐりの姉、紀美子は神戸の繊維問屋に嫁ぐことになった。色黒なのを気にするあぐりのために、貴美子はクリームを渡す。喜ぶあぐり。
いつもあぐりに優しかった紀美子、しかし彼女は嫁いで間もなくスペイン風邪（インフルエンザ）にかかり、この世を去った。
その哀しみも覚めやらぬ間に、今度はもう１人の姉、富美子もスペイン風邪にかかってしまう。アイスクリームが食べたいという富美子のためにあぐりは町中駆け回った。ようやく手に入れたアイスクリームを口にすると、富美子は安らかに息を引き取った。
2004/09/29/Wed 第１週 花嫁は１５歳（３）
富美子の死から一ヶ月、建築業を営む望月夫婦は弔問に訪れ、あぐりに挨拶していった。
火が消えたような川村家だったが、あぐりが岡山高等女学校に入るために猛勉強をはじめ、それを見た両親も、いつまでも悲しんでいてはいられないと次第に元気を取り戻すようになった。
あぐりの父が受験のアドバイスをしたおかげか、見事にあぐりは合格する。
女学校に入ると、男子学生にからまれているのを助けたのがきっかけで、民子という女学生と仲良くなる。
女学校に入っても相変わらず問題児のあぐりだが、父親はあぐりをはげます。
そんな父親も、スペイン風邪にかかり、帰らぬ人となった。
2004/09/30/Thu 第１週 花嫁は１５歳（４）
あぐりの父親が亡くなり収入が途絶えたので、川村家は屋敷を引き払い、家族４人で慎ましく生活することになった。とはいえ、世間知らずのあぐりの母は経済観念が全くなかったものの、父親の資産のおかげで女学校にも通うことができた。
女学校では先生に怒られることもあるが、あぐりの親友で、ちょっと惚れっぽい民子とともに、楽しく過ごしていた。
そんな中、川村家に父親の知り合いだという岩見いう男が訪ねてくるようになった。
あぐりの母親は岩見を信頼しているようだが、、あぐりはなんとなくうさんくささを感じていた。彼は借金の返済を抱え込んでいるようだった。