皇居と一般参賀
２日は初売りと一般参賀の日。初売りはあきらめたけど、一般参賀は行こうと決意。
地下鉄で、皇居へ向かう。早めにホテルを出たつもりだったが、地下鉄で一番やすいルートを探していたら、迷ってしまい。二乗橋にたどり着くのに予定よりも１時間以上遅れてしまった。
二重橋はいつも閉じられていて、通れるようになるのは、天皇誕生日と一般参賀の日の二日間だけだという。
私が来たときには、すでに長蛇の列となっていて、前がよく見えなかった。
皇居に入る前に、ボディチェックが行われる。バックの中身を見せた後、金属探知機みたいな機械で、全身くまなくチェック。たぶん、海外の出入国のチェックよりも厳しい。さすがは皇居。
チェックが終わると、いよいよ二重橋へ。ここも長蛇の列になっていて、始めと終わりが見えない。ものすごくゆっくりとしたスピードで徐々に前に進む。暇なので、周りを見回すと、宮内庁の警備の人が馬に乗って交通整理をしていた。ここだけ、時間が明治時代ぐらいに戻ったかのようだ。
二重橋を通り、さらに門をくぐると、そこに奈良時代か、平安時代のような建物が。これが皇居かと感慨深くなる。ここらで写真を撮っておこう。
一般参賀の写真を撮りやすいように、できるだけ前に行っておきたいが、なかなかいい場所が決まらない。私と同じことを当然ほかの人たちも考えているわけだから、なかなかいい位置に陣取れないのも当たり前か。
ところで、一般参賀をするひとはどういったひとたちなのだろう？周りを見ると、年輩の人ももちろん多いが、二〇代の人も結構いるようだ。家族連れもいる。また、結構外国人もいる。なぜ？結構観光スポットなのか？日本人ですら、一般参賀に来る機会は少ないのに、ある意味感心。ところで、外国人には背が高い人も多いので、そういう人は、まわりにじゃまされずに写真が撮れるようだ。うらやましい。もっとも、私も、後ろの写真を撮りたい人の前面たって遮っているんだろうが。
そのほか、報道関係らしき人たちもいる。そういう人たちには、あらかじめ場所が用意されている。このアングルから毎年撮ってるのだな。
立ち位置をだいたい決めて、しばらく立つと、アナウンス。いよいよ皇族の方々のお出ましとなる。
周りがざわついてきて、皇族の方々登場。私も写真をパチリ。写真をある程度撮り終えたので、旗を振る。天皇、皇后両陛下の他、皇太子殿下、雅子妃殿下、秋篠宮殿下、紀子妃殿下ほか何人かの皇族の方が見えていた。いつもは、公務を休まれている雅子様も、この日は登場。元気そうな笑顔を見せていた。
天皇陛下の新年の挨拶が終わり、左側の出口へ向かう。
一般人は1年に2度しか中には入れない皇居。
日本人なら、一度経験してもいいのではないだろうか。